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 イヌセンボンタケ

イヌセンボンタケ

[名前] イヌセンボンタケ
[学名] Coprinus disseminatus
[名前の由来] 犬千本茸。
[分布] 世界各地
[科名] ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
[花色] 白色
[花期] 5月6月7月8月9月
[特徴]  朽ちた倒木に生える、木材腐朽菌。切り株、倒木などに、びっしろと生える小さな白いキノコです。
 傘の表側は、白色〜灰色です。放射状の溝線があり、微毛に覆われます。傘の径は約1cmになります。裏側の飛騨は、白色で、のちに黒色になります。胞子紋は暗紫褐色です。胞子が熟すと液化するヒトヨタケの仲間ですが、イヌセンボンタケは白いひだが黒くなるものの、溶けてなくなることはありません。
 つばはありません。
 柄の高さは2cm〜3cmになります。色は半透明の白色です。全体に半透明な感じがあり、陽光に透かして見ると綺麗です。
 つぼはありません。
 無毒です食べられますが、小さくて採集しにくく、食べられる部分が少ないので、ほとんど食用にはされません。
[感想]  雑木林の中の倒木から生えていたキノコ。図鑑でも何度か見たことのあるキノコだったので、イヌセンボンダケだとわかりました。図鑑の写真は見たことあっても、実物を見たのは初めてなんですけどね。
 白く透き通るような姿が、とても綺麗でした。しかも薄暗い雑木林の中に、非常にコントラストの強い白い色をしたキノコだったので、幻想的な美しさがありました。キノコっていうと、どことなく毒々しい雰囲気があるんですが、林の中なので空気も澄んでいるし、綺麗なキノコでした。
 小さくて、見るからに弱々しいんですが、やっぱり弱々しいキノコでした(^^;)。ちょこっと触っただけでも、ポロっと落っこちちゃうんですよねー。食べられるらしいんですが、もちろん食べませんよ。
[写真撮影] 2007年06月28日
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