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ヒルザキツキミソウ


ヒルザキツキミソウ
[和名・種類]

ヒルザキツキミソウ

[学名]

Oenothera speciosa

[英名]

Pinkladies

[名前の由来]

昼咲月見草。夜だけでなく、昼間も花を開いているツキミソウのこと。

[分布]

中部地方以西

[科名]
アカバナ科マツヨイグサ属
[花色]
淡紅色白色
[花期]

5月6月7月

[特徴・解説]

 北アメリカ原産の多年草。
 茎は白い短毛が多く、高さ30cm〜60cmになります。茎の下部は木質化することが多いです。根茎が横に伸びて広がっていきます。
 葉は互生し、長さ5cm〜7cmの線状披針形で、先端は尖り、ふちには浅い鋸歯があります。茎の下部の葉は、羽状に浅く裂けます。
 花は白色、または淡紅色で、直径約5cmです。つぼみのときは下を向きますが、開くと上を向きます。花弁は広倒卵形で、基部は黄色を帯びます。花が白色でも、しぼむと淡紅色になります。近年は白色花より、淡紅色花が多くなってきていまs。
 果実はさく果で、8稜あり、切り口は菱形です。日本では結実しません。
 大正時代末期、観賞用として渡来し野生化しました。

[観察・感想]

 似たような写真ばかりになってしまうので、花の中心部分を撮影してみました。アカバナの仲間は、花柱が目立ちますね。めしべっていいうのかな?昆虫が媒介して受粉されたのか、花が開く際に自家受粉されるのかわかりませんが、すでに花粉がたっぷりと付いています(^ω^)
 でも、日本では種子は付かないらしいです。媒介する昆虫がいないのか、雌雄異株で他の株からの花粉が必要なのかな?ブルーベリーなんかも、違う品種を植えないと実がつかないし、フクシアも実がならないような気がする。植物の不思議のひとつですね。
 植物観察をしていて思ったんですが、海岸に近いところに多く生えているような気がします。野山でも、沿岸部の野原などで多く見かけるような気がします。
 モモイロヒルザキツキミソウとした方がベターかな?

[写真撮影]

2007年06月08日

ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウ
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