[名前] |
イヌガラシ |
[学名] |
Rorippa indica |
[名前の由来] |
犬芥。役に立たない(食べられない)ことから、イヌをつけたもの。 |
[分布] |
北海道〜沖縄 |
[科名] |
アブラナ科イヌガラシ属 |
[花色] |
黄色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月 |
[特徴] |
道端や、草地などに普通に生える多年草。
茎は粗大で分枝し、高さは10cm〜50cmになります。全体は無毛です。
枝先に総状花序をつけ、経4mm〜5mmの黄色の4弁花をつけます。
根生葉は羽状に裂け不揃いの深い鋸歯があります。茎葉は鋸歯のある披針形です。
果実の長さは約2cmの長角果で、弓状に曲がります。
よく似た種類に、スカシタゴボウ、コイヌガラシがあります。 |
[感想] |
道端のちょっと湿り気のある場所では、よく見かける植物ですね。最近ではそういった場所は少なくなってきましたが、側溝のわきなどに生えていたりすることもあります。
花を見かけることは多いんですが、花が終わったあとはどうなるのかっていうのは、気にしたことがないのでわかりませんねー。今度、花が終わったあとの果実の状態なども観察してみたいです。
今回の写真はアブラナ科特有の十文字の花の形や、ブロッコリーのようなツボミの様子が良くわかる写真だったので掲載してみました。 |
[撮影日] |
2006年07月22日 |
[関連写真] |
イヌガラシの花(2006年05月24日)
イヌガラシの花(2005年05月01日) |