日当たりの良い草地、林のふち、藪などに生えるつる性の多年草。東アジアの平野にも分布しています。
茎は他物に絡みつきながら、長く伸びます。基部は木質化します。ツルは左巻き。
葉のわきから短い集散花序を出し、長さ約1cmの筒状の白色花を多数つけます。花冠の先が5浅裂して、中心部は紅紫色にな、縮れた毛が密生します。長い2本の花柱があり、5個の雄しべは筒部の内側に付きます。萼は小さい鐘形で5裂し、花後も残ります。
葉は対生し、長さ4cm〜10cmの楕円形〜長卵形です。全縁で、基部は心形です。対生する葉柄基部の茎の上に、三角形をした小さな鱗片状の托葉があります。
果実は直径約5mmの、光沢のある球形の核果です。
茎や葉を傷付けると、悪臭を放ちます。
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