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ウチワタケ


カワラタケ

[和名・種類]

ウチワタケ

[学名]

Microporus affinis

[英名]

-

[名前の由来]

団扇茸。ウチワの形をしたキノコのこと。

[分布]

温暖帯以南

[科名]

サルノコシカケ科ツヤウチワタケ属

[花色]

黄褐色茶褐色

[花期]

7月8月9月10月11月

[特徴・解説]

 シイなどの広葉樹の枯木上に多数群生する小型〜中型の白色腐朽菌。温暖帯以南では普通種です。
 子実体は有柄です。柄は側生し、円柱形、またはやや平たく茶褐色〜暗褐色ですが、ときに無柄もあります。
 傘は半円形〜腎臓形で薄いです。傘表面は黄褐色〜茶褐色の環紋をあらわしビロード状で、のちに毛が抜け落ちて無毛になります。肉は革質で、白色です。毛被層の下に、褐色の下皮があります。子実体托は管孔状で、孔口は類白色〜黄白色で7個〜8個/1mmで極めて微細です。
 近縁種のツヤウチワタケは、初め傘表面に密毛を持つこと、孔口が極めて微細で肉眼ではほとんど見えないこと、分布が温暖帯以南に限定されることなどで区別できます。

[観察・感想]

 以前は、コフキサルノコシカケとして公開していたんですが、このたび新たに、カワラタケとして公開してみることにします。きのこはわかんないよー(^^ゞ。そしてさらに、ウチワタケとして公開することになりました。今後さらに変更される可能性もあります。
 どこにでも普通に生えていて、とっても固いんですよ。植物観察の時に拾ってきて調べてみたんですが、いらなくなったのでコンポストの中に入れてみましたが、固くてなかなか分解されませんでした。冬になると、雑木林の小道にパラパラと落ちていたりします。

[写真撮影]

2005年10月23日

ウチワタケ
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