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 ホコリタケ

ホコリタケ

[名前・種類] ホコリタケ
[学名] Lycoperdon perlatum
[英名] Puffball
[名前の由来] 埃茸。押すと煙のような胞子を出すため。
別名、キツネノチャブクロ(狐の茶袋)、ミミツブシ(耳潰し)、バクダン(爆弾)。
[分布] 世界各地
[科名] ホコリタケ科ホコリタケ属
[花色] 白色黄褐色
[花期] 8月9月10月11月
[特徴・解説]  雑木林や、草地などに群生する腐生菌のきのこ。
 全体の高さは3cm〜6cmになります。
 傘はありません。洋こま形で、頭部は球形です。直径2cm〜6cmになります。白色、のち黄色〜黄褐色になります。上部に円錐状暗色のとげがあります。このとげは外皮で、熟すと落ち、内皮に痕跡を残します。成熟すると、頭部に穴が開いて胞子を飛ばします。英語で『パフボール』と呼ばれ、熟した個体を指で弾くと胞子がホコリのように舞い上がります。
 つば、柄、つぼはありません。
 肉が白い幼菌は食用になります。茶色になったものは肉が粘土状で悪臭があり食べられません。
[感想]  普通の生活を送っていると野性のキノコそのものを見かける機会が少ないのですが。めずらしくホコリタケには二度目の遭遇となりました。初めて出会った時は興味津々で、触ってみたらブワッと胞子攻撃を喰らって非常に不愉快だったんですが、二度目もまた同じ攻撃を喰らってしまった。学習能力ないよね・・・
 前回は雑木林の中で見つけたんですが、今回は芝生の中で見つけました。群生するほどたくさんはありませんでしたが、周囲には容易に見つけられるほどたくさんのホコリタケが顔を出していました。
 出てきたばかりの物から、胞子を出し尽くしてヘナヘナになっているものまで、出てきたばかりのホコリタケの写真も撮ったんですが、真っ白なため、ちゃんとした写真が撮影できませんでした。そんなわけで、胞子を出す前のホコリタケの写真を掲載。まさに爆弾だぁ(^^;)
[写真撮影] 2007年10月13日
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