道端や荒れ地などに生える、ヨーロッパ原産の帰化植物。
高さは40〜180cmになります。
花序は円錐状につき、長さ20〜50cmになり、節々から長短2本の枝を出し、長さ約1cmの小穂を多数つけます。小穂には3個〜10個の小花がつき、長さ1mm〜4mmの芒があります。
葉は無毛でややかたいです。葉の基部は耳状(葉耳)となり、ふちに毛が並びます。
良く似た種類のヒロハウシノケグサは、葉耳のふちに毛がありません。
良く似た植物も多く、見分けが難しいです。 第二次大戦後、ケンタッキー31という品種名で砂防用や緑化用として多用され、現在では日本各地に野生化しています。温帯を中心に亜寒帯〜暖帯まで世界各地に分布しています。花粉症の原因としても知られています。
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