荒れ地や河原などに生える一年草。
下部の葉腋から枝を出して分枝し、高さ50cm〜100cmになります。茎には、4稜あります。
上部の枝先に、筒状花からなる径約1cmの黄色い頭花をつけます。舌状花はなく、筒状花だけが集まります。花冠の先は5裂します。筒状花の外周の裂片のうち数個が、大きくなり白色になります。総苞片はへら形で先がとがり、7個〜8個が1列に並びます。
葉は下部で対生し、上部で互生します。3全裂、または2回羽状に分裂し、3個〜11個の小葉からなります。頂小葉の先端は細長くとがります。
果実はそう果です。平たい四稜形で、長さ7mm〜13mmになります。先端の3個〜4個の冠毛は刺状になり、下向きに小さな刺が生えます。
コセンダングサとコシロノセンダングサの中間型で、雑種と考えられています。アイノコセンダングサと、コシロノセンダングサを含め、コセンダングサとも考えられています。
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