そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 11月 > 草花・野菜 > ナス科 > パプリカ

パプリカ


パプリカ

[和名・種類]

パプリカ

[学名]

Capsicum annuum 'grossum'

[英名]

Paprika, Bell pepper

[名前の由来]

ぱぷりか。ハンガリー語から。
別名、赤ピーマン、カラーピーマン。ピーマンは、トウガラシのフランス語に由来します。

[分布]

南アメリカ大陸原産

[科名]

ナス科トウガラシ属

[花色]

白色(果実:赤色に掲載)

[花期]

7月8月9月

[特徴・解説]

 南アメリカ原産の多年草。
 葉腋から良く分枝し、高さ1.5m〜2mになります。
 葉は緑色で、倒卵形です。
 花は白色で、5裂します。
 果実は短楕円形で大きく、縦に溝があり、3室〜4室に分かれます。始め淡緑色〜濃緑色で、成熟すると赤みを帯びます。品種によって、黄色、橙色、紫色、茶色などがあります。
 炒め物、揚げ物、肉詰、香辛料など食用にされます。着色料、香辛料にも使用されます。果肉はやや硬く、肉厚で果汁に富み、辛味や苦味がなく糖度が高いです。
 南アメリカで栽培されていたトウガラシがヨーロッパに渡来し、多くの品種が作られました。甘味種大果系のものをピーマンといいます。カラーピーマンは、ピーマンが完熟したものです。シシトウも、ピーマンと同じ甘味種に属します。パプリカはハンガリーで品種開発されたものが、日本に導入されました。

[観察・感想]

 パプリカの果実の写真です。
 スーパーで購入した、パプリカです。黄色と赤色のパプリカ。周囲に置いてある小さなのは、普通のピーマンなのですが。ピーマンは無人八百屋で売られていた、小さなピーマンたちです。小さくて出荷できなかったものを、無人八百屋で売っているんじゃないかなって思います。パプリカが大きく見えるように、小さなピーマンを置いてみた(^^ゞ
 小さなピーマンは、引き立て役のようなものです。
 カラーピーマンとパプリカって、微妙に違うんですが、微妙に同じなんですよ。正確な分類っていうのは、存在しなかったりします。いちよ、カラーピーマンは普通のピーマンが完熟して色が付いたものを言います。完熟したピーマンは痛みやすいため、流通することはほとんどありません。店頭で売られている色付きピーマンは、パプリカです。パプリカも完熟すると赤色や黄色になりますが、品種が異なるため、痛みづらいので、スーパーでも販売されています。肉厚で甘い味がするのが、特徴です。
 私がいつも購入するパプリカは、産地は韓国産って表示されています。やっぱり韓国って、赤色とか黄色とか、鮮やかな色が好まれるのかもしれないですね。赤色のパプリカって、韓国のイメージと一致します。

[写真撮影]

2008年11月18日

パプリカの育て方
パプリカ栽培
-
-
-
メインコンテンツ
 
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
無料で塗り絵
ゲーム情報局
日記
コミュニティー
 
広告
SNS
チェック
このエントリーをはてなブックマークに追加


  11月-草花・野菜  
ゴボウ そらいろネット ショウガ
Copyright そらいろネット All right reserved.