南アメリカ原産の多年草。
葉腋から良く分枝し、高さ1.5m〜2mになります。
葉は緑色で、倒卵形です。
花は白色で、5裂します。
果実は短楕円形で大きく、縦に溝があり、3室〜4室に分かれます。始め淡緑色〜濃緑色で、成熟すると赤みを帯びます。品種によって、黄色、橙色、紫色、茶色などがあります。
炒め物、揚げ物、肉詰、香辛料など食用にされます。着色料、香辛料にも使用されます。果肉はやや硬く、肉厚で果汁に富み、辛味や苦味がなく糖度が高いです。
南アメリカで栽培されていたトウガラシがヨーロッパに渡来し、多くの品種が作られました。甘味種大果系のものをピーマンといいます。カラーピーマンは、ピーマンが完熟したものです。シシトウも、ピーマンと同じ甘味種に属します。パプリカはハンガリーで品種開発されたものが、日本に導入されました。
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