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ゴボウ


ゴボウ

[和名・種類]

ゴボウ

[学名]

Arctium lappa

[英名]

Edible burdock, Greater burdock, Beggar's buttons

[名前の由来]

牛蒡。漢名から。

[分布]

ヨーロッパ、中国原産

[科名]

キク科ゴボウ属

[花色]

紫色(根:茶色に掲載)

[花期]

6月7月

[特徴・解説]

 ヨーロッパ〜中国原産の二年草の野菜。
 花はアザミに似た頭花で、紫色で径約4cmです。
 根生葉には長い柄があり、大きな心臓形で、ツワブキに似ます。長さ40cm、縁には鋸歯、裏面には綿毛があります。
 直根は長く伸び、品種によっては1.5mにもなします。
 根、まれに葉柄を食用とするため古くから栽培されています。縄文時代にはすでに日本に渡来しており、江戸時代以降に一般的に食用とされていました。
 品種は、細長形赤茎の滝の川系、白茎の越前系、短太の大浦系などがあります。金平、煮物などにします。海外では薬用植物として扱われ、日本と台湾以外では食用にはしません。3度以下になると地上部は枯れてしまいます。強い日光を好み、アルカリ性の土壌を好み、乾燥に強く、多湿に弱いです。旬は晩秋〜冬になります。サツマイモ、ラッカセイ、マリーゴールド、サトイモなどと一緒に育てると相性が良いです。
 一般的にヤマゴボウという植物は、正式にはキク科ヤマゴボウ属のヤマボクチといいます。観光地でヤマゴボウとして味噌漬けなどで売られているのは、キク科アザミ属の植物の根です。ヤマゴボウ科のヤマゴボウは有毒植物です。

[観察・感想]

 ゴボウの芽の写真です。
 ゴボウを買ったまま放置しておくと、先端から芽が出てきてしまいます。たぶん、鮮度で言えば、芽が出てきてしまうほど保管しておくのは、良くないことなんじゃないかなーと思います。値段が安い時に購入して、しばらくそのままってこと、どうしても多くなっちゃって・・・。それにゴボウって、頻繁に食べる野菜ってわけでもないし。
 日光に当たっていないので、出てきた芽は白色をしています。暗い場所で、光合成していないので。以前、ゴボウの家庭菜園に挑戦した時、この状態のゴボウから挑戦しました。芽の部分と、その下の方を残して切り取り、植木鉢に植え付けてみました。
 ある程度までは成長したのですが、その後は枯れてしまいました。切り口からばい菌が入って、ゴボウの部分が腐っちゃったんじゃないかなーって予想しています。1本のゴボウから、2本のゴボウに増えるはずだったんだけど・・・
 ゴボウは、皮の部分が栄養が豊富だと言われています。土を落とすだけで、皮は剥かずに食べる方がいいらしいんだけど。土が残ってしまうので、ついつい皮を剥いてしまうんだよなー。

[写真撮影]

2008年11月18日

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