双子葉植物の科で、ボタン属だけからなります。かつては、キンポウゲ科に含まれていましたが、現在ではボタン科として扱われています。 草本、または小低木で、アジア、南欧、北米西部に約40種が分布しています。日本にはヤマシャクヤクと、ベニバナヤマシャクヤクが分布しています。葉は複葉で深い切れ込みがあります。花には雄しべが多数あります。 ボタンやシャクヤクなどは、園芸用として栽培されるほか、漢方薬としても使用されています。