世界では15属150種ほどが知られています。日本国内では、ヒノキ属、クロベ属、ビャクシン属、アスナロ属の4属が分布しています。 常緑の高木、または低木です。 葉は針状または鱗片状で、十字対生またはネズなどのように3輪生します。花は単性で、雌雄同株または別株です。球果は普通は木質で、熟すと裂開します。しかしビャクシン属のように液果状になり、裂開しないものもあります。 木材は建築材にしたり、材の芳香成分から精油をとったり、庭木にしたりと、人間とのかかわりの深い植物です。