以前はホウセンカ科と呼ばれていました。
熱帯アジア・アフリカに多く分布し、4属、約600種からなります。ツリフネソウ属が大部分を占めます。
やや多肉質で多汁な草本です。花は左右相称で多くは距があります。萼片は5枚、または3枚で、花弁同様に着色するものが多いです。熟した果実にさわると、果皮が急にはじけて種子を弾き飛ばすのが特徴です。ツリフネソウ属の属名"Impatiens"(こらえきれない)もこのことから名付けられました。
日本ではツリフネソウ、キツリフネ、ハガクレツリフネの3種が自生しています。園芸種では、ホウセンカ、インパチェンスなどが有名です。
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