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ホウセンカの果実


ホウセンカ

[和名・種類]

ホウセンカ

[学名]

Impatiens balsamina

[英名]

Rose balsam

[名前の由来]

鳳仙花。花を鳳凰に見立てたことから。
別名、ツマベニ(爪紅)、ツマクレナイ(爪紅)。花で爪を染めたことから。

[分布]

東南アジア原産

[科名]

ツリフネソウ科ツリフネソウ属

[花色]

赤色桃色白色紫色(果実:緑色に掲載)

[花期]

7月8月9月

[特徴・解説]

 東南アジア原産の一年草。
 茎は太く直立し、中空で、高さ30cm〜60cmになります。
 葉は互生し、長楕円形です。葉の先端は尾状に尖り、縁には鋸歯があります。
 花は、葉腋に2個〜3個つきます。左右相称で、花弁と萼片は5枚で、距があります。本来は赤色ですが、園芸品種が多く、桃色、白色、紫色、絞りなど、多様です。八重咲きもあります。
 果実は、刮ハです。熟すと、弾けて種子を遠くに飛ばします。
 観賞用として、花壇や鉢植えに栽培されます。種子から、実生で増やすことができます。日本には、17世紀頃に中国から渡来しました。

[観察・感想]

 ホウセンカの果実の写真です。
 花の写真と、果実の写真を撮ったんですが。花は八重咲きの品種で、あまりホウセンカっぽくなかったし。少ししおれていて、元気がなかったので。果実の写真を掲載することにしました。
 ホウセンカの果実は、ラグビーボールのような形をしています。熟すと、指先で軽く潰すと、パチンと弾けて種子が飛び出ます。私が子供の頃は、ホウセンカの果実を潰しては、種子を弾き飛ばして遊んでいました。熟していないと、潰してもはじけ飛ばず、そのまま潰れてしまいます(^^ゞ
 かつては、学校教材として栽培されることも多かったのですが。私が小学生の頃にはすでに、栽培されなくなっていました。
 ホウセンカと聞いて、何を連想するのか。人それぞれ、かなり違うんじゃないかなーと思います。島倉千代子を連想する人もいれば、中島みゆきを連想する人もいるかもしれない。私は、大気圏突入カプセルを連想しました。

[写真撮影]

2008年10月21日

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