そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 10月 > 草花・野菜 > カンナ科 > カンナ

カンナのつぼみ


カンナ

[和名・種類]

カンナ

[学名]

Canna generalis

[英名]

Canna lily

[名前の由来]

学名、Cannaをそのまま日本語読みしたもの。
別名、ハナカンナ(花かんな)。

[分布]

熱帯アメリカ原産

[科名]

カンナ科カンナ属

[花色]

紅色橙色黄色白色など

[花期]

6月7月8月9月10月

[特徴・解説]

 河原や草地などに生える、熱帯アメリカ原産の多年草です。
 茎は、高さ1.5m〜2mになります。
 茎の先に花をつけます。花弁のように見える部分は雄しべが花弁化したものです。花弁は萼のように小さくて目立ちません。花色は、赤色、桃色、橙色、黄色、白色など多数あります。
 葉は大型の長楕円形で、先端は細長く尖ります。緑色だけでなく、銅葉、濃淡縞模様、黄色の条斑が入るものなどがあります。
 種子は黒色に近い褐色をした球形で、質は硬いです。
 原種は50種ほどあり、その数種の交雑によって現在栽培されている園芸植物ができました。日本には、江戸時代前期に観賞用として渡来しました。春植えの球根植物で、球根は地下茎が肥大化したものです。矮性大輪で種子のできるフレンチカンナ系と、種子のできないイタリアンカンナ系があります。釈迦の霊力を妬んだ悪魔が釈迦に怪我をさせ、傷口から流れた血が土に染み込み、そこから発芽し花を付けたのが、このカンナだという伝説があります。

[観察・感想]

 カンナのつぼみの写真です。
 2007年10月24日に撮影したカンナと、同じ品種のカンナです。花が黄色と言うか、オレンジ色というか、そんな感じの色なので、つぼみもうっすらと黄色になっています。ものすごく、ツンツンしていますよねー。ちょっと、尖がりすぎているんじゃないかなー。もう少し、丸みを帯びてもいいと思うんだけど。
 園芸種の草本ですが、草のわりに、かなり大型になる植物です。だいたい、人間の身長と同じくらいの高さになります。大型になるので、鉢植えで育てることはできません。近年の住宅事情が影響していか、園芸店に行っても、カンナはあまり売られていないですね。カンナを育てられるスペースのある家って、少ないと思います。
 性質はかなり丈夫みたいで、野生化していることもありますね。
 種子を蒔いて増やすこともできますが、発芽率は低めです。球根で増やすのが、一般的だと思います。

[写真撮影]

2008年10月21日

カンナ
カンナ草姿
カンナ
カンナ花
カンナ
カンナ花
カンナ
カンナ果実
メインコンテンツ
 
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
無料で塗り絵
ゲーム情報局
日記
コミュニティー
 
広告
SNS
チェック
このエントリーをはてなブックマークに追加


  10月-草花・野菜  
キヅタ そらいろネット ホウセンカ
Copyright そらいろネット All right reserved.