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石造美術


石造・石塔・石仏

石造・石塔・石仏

 

 史跡巡りの参考にしてください。
 これを知っていると、普段何気なく見ている石塔を、また違った見方ができるのではないでしょうか。結構、自慢もできるんですよ(^_-)
 管理人は、こういうじみ〜なものが好きだったりします。

 ちなみに、本物の卵塔に顔は描かれてませんよ(^_^;)。シャレで顔を描いてみただけです。

石造美術

層塔

層塔

この塔は、平面が方形または、多角形をしています。三層以上の級層をもっています。
級層は3,5,7,9,13の5種類で、上に相輪がくっついています。
層塔が中国から伝わった当時は、経塔として建立されることが多かったんですが、鎌倉時代になると墓標兼用の石塔として使われることが多くなりました。
現代でも、石屋さんの看板代わりに使用されたり、お金持ちの庭ななどに使われたりしています。

例:鎌倉極楽寺の上杉憲方七層塔

宝塔
宝塔

宝塔の「宝」は、塔の美称です。
基礎の上に円形の伏せ鉢型の塔身を置いて、その上に屋根をのせて、露盤、伏鉢、請花、九輪、宝珠からなるフタをくっつけたのが宝塔です。
この塔は、大日如来の三昧耶(さんまいや、精神を集中する形なんだそうです)形だそうです。空海(弘法大師)が、中国から伝えたものだといわれています。

例:鎌倉別願寺の足利持氏供養塔

多宝塔
多宝塔
宝塔に裳階を着けたもの。
簡単にいうと、1層が宝塔、2層が多宝塔。

例:鎌倉高時やぐら

宝篋印塔
宝篋印塔

基盤の上に台座があり、その上に屋蓋をのせた塔身。屋蓋はその上下に段々を作り、四隅に耳形の隅飾り突起があります。屋蓋の上には、相輪がある。相輪は下から、露盤、伏鉢、請花、九輪、請花、宝塔からなっています。
宝篋印塔は、「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼経」の諸説に基づいて作られた経塔。はじめ、現世利益のため、年毎に多数の小塔を作って納経供養したものです。宝篋印陀羅尼経を納めた塔なので、「宝篋印塔」とよばれています。
現在は、お墓として使われています。

例:鎌倉市十二所のお塔やぐら
鎌倉安養院の北条政子のお墓

五輪塔 五輪塔 名前の通り、5つの輪からできています。5つの輪は、上から、空・風・火・水・地で、形は、空珠形・半円形・三角形・円形・方形になっています。石造が一般的ですが、木や、泥、紙で作ったりもします。くわしくは、「五輪法界塔婆」といいます。
真言密教では、空・風・火・水・地の5つは万物構成の要素と説いています。五行・五管・五音・五色とすべて五で表現されているというわけです。そして、成仏道には入る寂滅為楽(じゃくめついらく)の道(死の境地を本当の楽しみにする道)は、五輪の形と、その梵字によって表される五仏(大日如来が空、阿閃が風、宝生が火、阿弥陀が水、釈迦が地)の功徳によって、極楽浄土に往生するといわれています。
もともと、インドの塔婆崇拝から由来し、平安時代、空海によって中国から伝えられました。真言宗の僧のお墓として使われました。
今では、供養塔やお墓としてかなりの数の五輪塔が建てられています。
卵塔 卵塔

他の塔のように層級がなく、縫稜がないので無縫塔とも呼ばれています。禅宗の僧侶に多く用いられました。
鎌倉は、禅宗が栄えたためこの塔が意外とたくさんあります。

例:鎌倉建長寺
鎌倉円覚寺

板碑
板碑

卒塔婆の一種として作られ、今ではお墓としても使われています。供養のために作られたので、現在の板卒塔婆のように、お墓の近くに建てられました。

例:鎌倉長谷寺

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