祭神や日本武尊(やまとたけるのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)です。
もとは新宮社と称しました。
1269年(文永6年)、忍性の勧請と伝えられています。忍性が大和(奈良県)出身のため、熊野本宮から勧請されたと思われます。
鎌倉時代、極楽寺全盛当時から熊野新宮と号し、極楽寺の鎮守として広い境内を持ち、厚く幕府の崇敬を受けていました。
1927年(昭和2年)、現在の社殿が再建されました。その後は必要に応じて修復を重ね、銘板には外国人の名前も確認できます。1928年(昭和3年)、関東大震災で倒壊した八雲神社と諏訪神社を合祀しました。
極楽寺・稲村ガ崎全町の鎮守として盛んな祭礼を行い、殖産興業の守護神として信仰を集めています。
●例祭
・7月5日 八雲神社例祭神輿発御
・7月12日 神輿渡御祭
・9月9日 例大祭、油花神楽の神事あり
江ノ電極楽寺駅下車 徒歩6分 |