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菊名の庚申塔です。一基だけがポツンと立っていました。主尊は青面金剛のようです。
かつては三浦半島各地で庚申講が結社され、60日ごとに巡ってくる庚申の日に庚申待ちといって、講組の者が集まり、庚申様を祀って夜を過ごしました。庚申様は干支の庚申の日に行われ、夜は身を謹んで徹夜しないと、人の体内にいる三尸の虫が体内から抜け出して、天帝に罪過を告げて人を早死にさせるといわれています。
その他にも、道普請、題目講、稲荷講など村の伝統的行事や、信仰が継承されていました。江戸時代には、全国各地でこの信仰が盛んになりました。
三浦半島では庚申講が盛んで、現在でも古道や寺社の入り口などで庚申塔を見かけることができます。 |
写真撮影:2007年08月23日 |
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