お地蔵様の代名詞といえば、やっぱり六地蔵です。京都には六地蔵駅もあるんでしょ?イトーヨーカドー六地蔵店とか。
仏教の全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする「六道輪廻」の思想にもとづいて、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものです。
六地蔵の個々の名称については一定していませんが、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に、檀陀地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障地蔵、日光地蔵と並びます。それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵とすることもあります。
お地蔵様の姿も、合掌、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物としたりして、統一されているわけではありません。
場合によっては、ただ単純に6体の地蔵を寄せ集めて並べただけのこともあります。 |
写真撮影:2007年08月23日 |
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