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 永楽寺

永楽寺 バス停白山神社下車 徒歩5分
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永楽寺
永楽寺
 牛込山永楽寺といいます。浄土宗のお寺です。永楽寺、法昌寺、白山神社と、3つの神社仏閣が一ヶ所にかたまって建っています。
 横須賀市津久井にある、法蔵院の末寺になります。弘治・永禄の頃(1556年〜1556年)房総半島を支配していた里見氏が、海を渡って三浦半島に対して侵略を繰り返していました。当時の三浦半島の支配者はすでに、小田原北条氏となっています。
 その際、里見氏は法蔵院の仏像や梵鐘などを持ち帰りましたが、帰路で海が荒れ海に投げ捨てました。その投げ捨てた仏像が菊名に流れ着き、建立されたのが永楽寺だといわれています。
写真撮影:2007年08月23日

永楽寺 バス停白山神社下車 徒歩5分
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永楽寺
永楽寺
 牛込山永楽寺の本堂です。
 坂道を上がる途中に、さまざまな石仏たちが出迎えてくれます。そして墓地の一番奥に、本堂が建っています。
写真撮影:2007年08月23日

疣取地蔵 バス停白山神社下車 徒歩5分
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疣取地蔵
疣取地蔵
 いぼとり地蔵です。
 お地蔵さんの種類の中でも、たくさんあるお馴染みのお地蔵様です。おもに、病気平癒などのために、手を合わせていく人が多いお地蔵様です。
 イボはヒトパピローマウイルスの感染が原因で、皮膚が盛り上がる病気です。
 最近では生活環境の変化や、医療技術の進歩などのためか、いぼとり地蔵にお参りに来る人は、イボのために来ているわけではないようです。イボ痔であったり、悪性腫瘍のガンなどであったりすることが多いようです。口唇ヘルペスにも効果があるのかな?
 もちろんボクは、血栓性外痔核が治りますようにとお参りをしてきました。
 個人的には、医師の診察を受けることをオススメします(^^;)

家庭の医学:内痔核・いぼ痔とは?
家庭の医学:血栓性外痔核とは?
写真撮影:2007年08月23日

ポックリ地蔵 バス停白山神社下車 徒歩5分
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ポックリ地蔵
ポックリ地蔵
 寂しい世の中になりましたね。
 現在、もっとも人気のあるお地蔵様がポックリ地蔵なのだそうです。老後の生活に明るい見通しを立てることができないため、病気で苦しんだり、寝たきりになったりしないように、ポックリ地蔵にお参りにくる人が多いのだとか・・・
 働いて働いて、安心した老後が暮らせるのかと思いきや、老後の暮らしは不安だらけ。長寿大国といわれても、安心してすごせる時間はなくなってしまったようですね。日本という国は悲しいですね。
写真撮影:2007年08月23日

六地蔵 バス停白山神社下車 徒歩5分
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六地蔵
六地蔵
 お地蔵様の代名詞といえば、やっぱり六地蔵です。京都には六地蔵駅もあるんでしょ?イトーヨーカドー六地蔵店とか。
 仏教の全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする「六道輪廻」の思想にもとづいて、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものです。
 六地蔵の個々の名称については一定していませんが、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に、檀陀地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障地蔵、日光地蔵と並びます。それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵とすることもあります。
 お地蔵様の姿も、合掌、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物としたりして、統一されているわけではありません。
 場合によっては、ただ単純に6体の地蔵を寄せ集めて並べただけのこともあります。
写真撮影:2007年08月23日

庚申塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔
 永楽寺で一番の見所はというと、この庚申塔でしょう。
 庚申塔が三基並んでいますが、どれも非常に良く出来た庚申塔です。保存状態も良いですし、典型的な庚申塔の形式が良くあらわれています。庚申塔に興味のある人は、ぜひい一度、訪れてみてください。
 この庚申塔は、享保12年(1727年)に建てられたようです。
 上部には日月、主尊は青面金剛です。色々な持ち物を持っていますが、着物を着たショケラの髪を掴んでぶら下げています。左右には鶏が彫られています。三浦半島では、鶏が彫られている庚申塔は少ない気がします。
 青面金剛が踏みつけているのは、邪鬼ですね。その下には、三猿です。
 保存状態も良いですし、彫刻も非常に立派な庚申塔です。
写真撮影:2007年08月23日

庚申塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔
 こちらは、やや伊丹が激しいですね。
 主尊は青面金剛で、合掌しています。色々な持ち物を持っているみたいです。下部には、三猿のオモカゲがあるような、ないような・・・
写真撮影:2007年08月23日

庚申塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔
 この庚申塔の彫刻も、いいですねー。安永8年(1779年)に建てられた庚申塔です。
 主尊の青面金剛の表情がいいですねー。太くて力強い眉毛に、盛り上がった頬。最近のアニメに出てきそうなキャラクターじゃないですか。
 しかも踏みつけられている邪鬼の苦しそうな表情。顔が逆さまになり、完全にKO負けって感じですね。「参りましたー」という言葉が伝わってくるかのような、表情をしています。勝ち誇った青面金剛の顔とは、対照的です。
 三猿の彫り方も面白いんですよ。3匹、横に並んでいるわけじゃなくて、バラバラに違う方向を向いているんです。ちょうど邪鬼の髪の毛があるので、それを避けるように配置されているようです。それにしても、それぞれが違う角度から彫刻されており、表現力に富んでいますね。
写真撮影:2007年08月23日

石塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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石塔
石塔
 何が書かれてあるのか、あんまり良くわかりません。写真を撮って記念に残すのが目的のようになっちゃって、なんて書かれているのかとか、どんな意味を持った石仏なのかとか、ちゃんと見てないもんで(^^;)
 たぶん、地蔵菩薩札所巡りに関連する石塔なのではないかなーと思います。永楽寺は、地蔵菩薩札所二十八院で第二十二番になります。
 三浦地蔵尊三十八札所巡りでは、第十一番になるみたいです。三浦不動明王二十八札所巡りでは、第十四番になるみたい。
 なんか詳しくは良くわからないんだけど、いろいろあるみたいです。
写真撮影:2007年08月23日

石仏 バス停白山神社下車 徒歩5分
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石仏
石仏
 無縁仏でしょうか。それとも、無縁仏を供養するために立てられたお地蔵様でしょうか。
 以前、無縁仏を不法投棄している場所を見たことがあり、かなりギョッとしました。不法投棄をした業者さん、きっと今頃、呪われて死んでるんだろうなぁ・・・
 こちらの石仏は無縁仏か、お地蔵さんか、良くわかりません。江戸時代中期かな?やはり子々孫々まで、血のつながりはあっても、親族としてのつながりは次第に薄れていって、やがてはなくなってしまうのでしょう。
 最近では「永代供養料」といった言葉を耳にすることがありますが、実際にはどうなのでしょうか?自分自身が死んでしまった後のことを確認する手立てはないわけだし。
 永代供養料をお布施としてお寺側に支払うようになったのは、江戸時代以降です。
写真撮影:2007年08月23日
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