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法昌寺


法昌寺 バス停白山神社下車 徒歩5分
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法昌寺
法昌寺
 曹洞宗のお寺で、菊名山法昌寺といいます。
 以前は「潮客寺」といいましたが、一時期、荒廃してしまいました。徳川家康が江戸入府すると、代官に任命された長谷川七左衛門長綱が、逗子の沼間にある海宝院の三世機宗を開山として再興しました。その際に、寺名を法昌寺と改めました。
 長谷川長綱は徳川家康の信任の厚かった人物で、三浦半島内には長谷川長綱に関連した史跡や、再興された神社仏閣などがたくさんあります。
 本堂裏の岩肌には、方形に掘り込んだやぐらがあります。横穴古墳を再利用した、三浦一族のお墓です。複数の五輪塔が並んでいます。この古墳群は、仲里古墳群とも呼ばれています。
写真撮影:2007年08月23日

法昌寺 バス停白山神社下車 徒歩5分
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法昌寺
法昌寺
 ここが本堂だったらナイスだったのになぁー。
 法昌寺の本尊は、行基作と伝えられている60cmの観音菩薩坐像です。寄木造りで、玉眼嵌入です。
 本尊の観音菩薩坐像には、琴音磯にまつわる伝説が残っています。新井城主の三浦道寸義同がある日、家臣である菊名左衛門をともなっての猟の帰り道、この付近にさしかかると琴の音が聞こえてきました。
人物事典:三浦義同
 琴の音をたどって進んでいくと、琴の音だと思ったのは海中から湧き出る清水の響きだったとのこと。その音に聞き入っていると、そこから観音菩薩像が浮き上がり、これを祀ったのが法昌寺だとのことです。琴音磯の地名の由来ともなっています。
写真撮影:2007年08月23日
石塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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石塔
石塔
 庚申塔っぽいんだけど、よく見てみたら庚申塔じゃなかった(^^;)
 キント雲に乗った孫悟空みないな人がいるけど、実際には誰なのか良くわかりません(^^;)。○○菩薩とかになるのかな?本当に知識不足なもんで、申し訳ないです。勉強しても、すぐに忘れちゃうんだよなー。
 文字は『奉納第九番』と彫られてあります。年末になると良く耳にするベートーベンの交響曲第九番のことではありませんよ。法昌寺は、三浦三十三観音の第九番に当たるので、第九番と彫られてあります。
 雲の上に乗っているのは、もしかしたら聖観音菩薩かな?
 宝暦十二年と書かれてあるので、1762年ですね。江戸時代中期に建てられたものなので、実は意外と古いものです。
写真撮影:2007年08月23日

牛馬頭観世音 バス停白山神社下車 徒歩5分
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牛馬頭観世音
牛馬頭観世音
 これは興味深い石塔ですね。馬頭観音と牛頭観音が合体して、牛馬頭観世音となっています。普通なら、馬頭観音と牛頭観音を別々に祭ることが多いのですが、こちらではひとつにまとめられています。
 おもに馬頭観音は、沿道に建てられることの多い石塔です。人や荷物を運ぶために馬が利用されていました。
 牛頭観音は、本来は存在しない観音菩薩なんですが、農耕のために利用されることが多かったようです。
 この地域では、半農半漁の生活が営まれていたということでしょうか?農耕では牛が利用され、漁業での漁獲は馬で運んでいたのかもしれません。
写真撮影:2007年08月23日

石塔 バス停白山神社下車 徒歩5分
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石塔
石塔
 なにかの供養塔のようです。デジカメで写真を撮るんじゃなくて、拓本を撮れば、なんて書いてあるかがわかるかもしれないんだけど。専門家や学者じゃないし、そこまでしなくてもいいかなって・・・
 観世音供養塔と書かれてあるように見えるんですが、肝心のその上の部分が読めません(TωT)
 きっと誰か、もっと歴史や郷土史に詳しい人が、調べてくれていることでしょう。
写真撮影:2007年08月23日
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