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三菱UFJ信託銀行本店ビル |
JR東京駅下車 徒歩3分
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古そうな建物と、新しそうな建物、不思議なコラボレーションをした建物を発見。丸の内って、変わったデザインの建物が多いですねー。下層階は古めかしい感じの造りになっているのに、実は超高層ビルだったりとか。
古い建物を残しつつ、床面積を増やすための工夫なのかな。
調べてみたところ、古そうな建物は「日本工業倶楽部」、新しい高層ビルは「三菱UFJ信託銀行本店ビル」で、合体してひとつのビルになっていることが判明しました。
1917年(大正6年)、有力実業家によって「工業家が力を合わせて、日本の工業を発展させる」ことを目的として「社団法人日本工業倶楽部」が発足しました。
1920年(大正9年)、旧伝奏屋敷跡に、地上5階、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の日本工業倶楽部会館が完成しました。設計は横河民輔、ファサードは松井貴太郎、インテリアは橘教順と鷲巣昌が担当しました。
1999年、有形文化財として登録されましたが、老朽化のため、2003年3月に会館の南側部分を保存・再現し建て替えを行い、三菱信託銀行本店ビルとして竣工しました。1階と地下1階は店舗・レストランになっており、地下で新丸ビルなどと繋がっています。
2005年、ユーエフジェイ信託銀行と合併したため、三菱UFJ信託銀行本店ビルとなりました。
三菱UFJ信託銀行本店ビルは、地上30階、地下4階、塔屋2階、高さ148m、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造の超高層ビルです。三菱地所設計が設計を行いました。 |
写真撮影:2011年11月17日 |
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