1丁目〜3丁目は中区、4丁目〜7丁目は西区になります。桜木町駅周辺からJR根岸線沿い、北へ高島まで伸び非常に細長い町域です。現在はみなとみらい地区の玄関口として賑わっています。
もとは野毛浦先の海面で、桜木町駅付近い姥ヶ岩(老婆石)と呼ばれる岩がありました。
明治初期に海を鉄道用地として埋め立て造成され、鉄道用地以外の場所が町並みになっていきました。鉄道用地と野毛浦との間が河川となり、桜木川と名付けられ、地名の由来となりました。桜木川は桜川と呼称が変わりましたが、埋め立てられてなくなりました。桜木町は初代横浜駅があり、初代新橋駅があった汐留と並ぶ日本の鉄道発祥地といえます。
東横線高架下の歩道の壁面は、ストリートアートと呼ばれる壁画が描かれていました。横浜出身のロコ・サトシ氏が始めたもので、落書きとして始まりましたが、横浜市都市整備局によって公認され、「ナショナルアートギャラリー」構想の一環として発展していきました。
1872年5月、品川〜横浜間の鉄道工事が完了し、鉄道柵外を町並みにして桜木町が発祥します。
1872年10月15日、日本初の鉄道の駅として横浜駅(現在の桜木町駅)が開業しました。
1904年7月15日、横浜電気鉄道(のちの横浜市電)の、神奈川〜大江橋間が開通しました。
1914年12月20日、東海道本線の折り返し運転が不便だっため、西区高島町に横浜駅(二代目)を移転し、これまでの横浜駅(初代)を桜木町駅に改称しました。
1932年3月31日、東京横浜電鉄(現在の東京急行電鉄)東横線の、横浜〜桜木町間が延伸開業しました。
1964年5月19日、国鉄根岸線の桜木町〜磯子間が開業しました。
1972年3月31日、横浜市電が全廃となりました。
1976年、横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)の、関内〜横浜間が延伸開業しました。
1989年、横浜博覧会が東横浜貨物駅を含むみなとみらい21地区で開催されました。
2004年1月31日、東急東横線の横浜〜桜木町間が廃止になりました。
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