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淡島神社の流し雛


淡島神社の流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
地図

 芦名の淡島神社は、小彦名神(すくなびこなのかみ)が祭神で、和歌山県和歌山市加太にある淡島神社を勧請したと伝えられています。
 淡島神は住吉神の妃でしたが、帯下の病を患ったため海に流され、3月3日に紀州(現在の和歌山県)の淡島に漂着して祭られた女神とされています。そのため、淡島様は婦人病に霊験あらたかと言われています。また、縁結びや安産祈願の神として、女性の信仰を集めています。
 3月3日の例大祭では多くの参拝者でにぎわい、参道には露店が立ち並びます。かつては、近隣の小学校は授業を半日で切り上げ、女の子たちは淡島神社へと参拝しました。
 江戸時代のころから三浦半一帯から多くの参拝者が集まり、1812年(文化9年)に編纂された『三浦古尋禄』には「毎年二月三日には郡中の婦人参詣群衆す」と記されています。

 「会わせてください淡島さまよ、お礼参りは二人づれ」と、麻を結んだ底なしの柄杓(ひしゃく)を奉納する習慣があります。
 柄杓を奉納する習慣は全国各地の安産祈願で見られますが、祭神が淡島へ流された折り、船がみず船となり、妃神は柄杓で水をかきだしましたが、途中で底が抜けてしまいましたが、それでも水をかき出すことができたという故事にちなんでいます。

 気が付いた人も多いのではないかと思いますが、社殿前には男根が安置されます。
 これは宮司さんの趣味で安置しているわけではなく、淡島神社近くのエビス崎の岩穴に祀られていてエビス様のご神体です。古くから雨乞いや大漁の神として、土地の人々から信仰を集めてきました。岩穴が崩れてしまったので淡島神社に移され、出産に関係があることから、祭礼に使用されるようになりました。
 社殿右手の豆腐は、針供養に使われているもので、宮司さんが湯豆腐を食べるためではありません。本来、針供養は2月8日に行われるものですが、淡島さまは女性の神様であることから、淡島神社では3月3日に行われています。

 雛流しは三浦半島に春を告げる風物詩となっており、多くの人でにぎわいます。
 人形供養のために神社に納められた雛人形が小舟に乗せられ、神社から芦名海岸へと運ばれます。このとき、宮司を先頭に、巫女、氏子総代、芦名町内会長などが続きます。
 砂浜には四方に青竹を立てて注連縄を張り、神事が執り行われます。宮司が祝詞を奏上し、榊で小舟を祓い、神楽が奉納された後、氏子総代長から順番に玉串を奉奠します。
 一連の神事が終わり小舟は海に送り出され、宮司や巫女が乗った船に引かれて、湾内を3周ほどクルージングします。
 流し雛と言っても、環境への配慮等から小舟を流すわけにはいかないので、神社の授与品で願い事などが書かれた流し雛のお守りを、巫女の手によって海に流されます。やはり環境への配慮から、水に溶ける素材で作られています。

 淡島神社の雛流しは、1989年(平成元年)から始められた新しい行事ですが、いずれ横須賀市の重要文化財に指定されるのではないかと思っています。
 淡島神がうつろ船で流された故事に由来し、和歌山市加太の淡島神社でも雛流しの神事が行われています。
 自分の穢れや災厄を、紙の雛人形などに託して海や川へ流す習慣は、日本各地に存在します。


柄杓の頒布所

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
柄杓の頒布所
柄杓の頒布所

 淡島神社の参道です。
 ここで柄杓を購入して、社殿に奉納する習慣があります。
 柄杓は初穂料として1個300円になります。
 初穂料なので、初穂を持って行けば柄杓と交換してくれるはずなんですが、どうなんでしょうか(^_^;)

写真撮影:2016年03月03日

社殿

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
社殿
社殿

 私が社殿を訪れた際、ちょうどグッドタイミングで流し雛の小舟が登場しました。
 社殿の前には男性のイチモツの写真を撮りたかったのですが、イチモツが大好きすぎて熱心にナデナデして記念写真を撮っている女性がいたので、私は写真が撮れませんでした。
 私にはそこまでできません(^_^;)

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 可愛い巫女さんが登場です。もちろん、主役は巫女さんです!!
 雛人形が乗っている和船、佐島の乗船所の職人さんが造ったものでしょうか?
 博物館の漁撈用具収蔵庫に展示されていた和船の模型と比べると、だいぶ形が違うみたいです。
三浦半島観光地図:横須賀市深田台:三浦半島の漁撈用具収蔵庫公開

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 参道の階段を下りて行って海岸まで行くのですが、どこもかしこも、巫女さんがやってくるのを待っている人たちばかりで通ることができないので、途中の写真は撮ることができませんでした。
 J:COMの取材カメラもきていたので、デイリーニュースで放送されたのかもしれません。
 海岸では神事が執り行われますが、こちらもたくさんの人が集まっています。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 祭の半被を着た男性たちが並んでいました。
 太陽の光を浴びて、なんだかカッコ良かったです。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 宮司さんによって神事が執り行われていました。
 私には知識がないのでよくわかりませんでしたが、時間的にはかなり長い時間がかかったという印象でした。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 お内裏様とお雛様。二人並んですまし顔です。
 使わなくなってしまった雛人形が奉納され、小舟に乗せて海に流して供養します。
 最近では雛人形を飾る家も少ないし、雛人形のある家も少ないと思います。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 小舟にはたくさんの雛人形が乗っていました。全部で何体の雛人形が乗っていたんだろう。
 もし、1体も雛人形が奉納されない年があったら、流し雛の行司はどうなるのかなっていうのが心配だったりします。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 人が大勢いたので、写真を撮るのに良い場所が確保できなかったのですが、やっと良さそうな場所から写真を撮ることができました(^^)

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 流し雛の小舟が、いよいよ出港の時を迎えました!!
 男性が一人で抱えていましたが、かなり重いんじゃないかな?
 このシーン、どこかで見たことがあるんだよなーって思っていたんですが、ハトヤホテルの大漁苑のCMでした(^_^;)
 私と同年代の人にとっては、ド・ストライクのはずです!

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 本日の主役の登場でーす!!
 巫女さん、はいりまーす!!

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 流し雛、出港しましたー!!
 漁船に引っ張られながら、港内を何周か回ります。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 なんだかとっても不思議な光景でした。
 雛人形を乗せた模型のように小さな舟が、広い広い海の上をプカプカと浮かんでいます。
 目の前の現実ではありますが、どこか非現実的な雰囲気でした。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 流し雛の小舟は、漁船に引っ張られてゆっくりと移動します。
 漁船に乗船した2人の巫女さんが、紙製の雛人形が貼り付けられた色紙を、海に向かって投げ込んでいました。
 投げ入れる雛人形も、お守りとして売られているはずです。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 昭和52年市制施行七十周年記念
 横須賀風物百選
 淡島神社の祭礼
 「あわせてくださいよ淡島様よ、お札参りは二人づれ。」と、底抜け柄杓(ひしゃく)の柄に麻を結んで奉納する祭礼は、桃の節句の3月3日に行われます。この地方のお祭りの始まりです。現在、市内で行われている祭りのうちでも、最も古くからの民間信仰をよく伝えている行事の一つで、民俗資料としても貴重な存在です。
 この神社の創建年代は不明ですが、恐らく隣接する十二所神社と同じころの平安後期ではないかといわれています。
 祭神は、小彦名命(すくなひこなのみこと)で、体は小さく敏しょうで、忍耐力に優れ、大国主命(おおくにぬしのみこと)と協力して国土の経営にあたり、人々や家畜のために医薬やまじないを行った神としてあがめられています。
 当社の淡島明神は、和歌山市の加太神社のみ霊をここに迎えて祭ったものです。淡島明神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の妹で、住吉明神のきさきとなった神でしたが、「こしけ」の病気があるために離縁となり、綾の巻物と神楽の太鼓を天の岩船に積み込んで紀州の淡島(粟島)に流されました。その地で、女であるがために腰の痛みの苦悩から人々を救うことを誓って神になりました。
 底抜け柄杓に麻を結んで奉納するしきたりは、病の救済信仰によるもので、それが、安産、縁結び信仰に結び付いたものといえます。

写真撮影:2016年03月03日

流し雛

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
流し雛
流し雛

 神事の会場となる場所です。
 会場の周辺には人はいませんでしたが、堤防の上にはたくさんの人が場所取りをしていました。
 海上に浮かぶ流し雛の小舟、見やすい場所はだいぶ早いうちに場所取りされちゃうみたいです。

写真撮影:2016年03月03日

金の屋台

バス停大楠芦名口下車 徒歩15分
金の屋台
金の屋台

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 金のたこやき、金のチキンステーキ、金のやまいもあげ。
 金の露店シリーズです!!
 経営者等はわかりませんが、地元のイベントが行われると、ほとんど必ず見かける金の露店です。
 個人的に、金の露店を追いかけています(^_^;)

写真撮影:2016年03月03日
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