上から見るととても大きなスケールの屋根。正面から見てもやっぱり大きいです。でも、上から見たときほどのスケールはないですねー。正面から見たバランスを考えると、屋根の大きさというのはこんなにも大きくなるんですねー。
しかしあいにくの大時化で、老朽船であったこともあり、船底に穴があき、海水が侵入してきました。このとき、船の舳先に立った日蓮がお題目を唱えると、波浪は静まり、いつの間にか船底の穴も塞がっていました。船底の穴には、アワビが密着していたと伝えられています。
日蓮を乗せた船は、当時の豊島(現在の猿島)に漂着し上陸しました。すると1匹の白猿が近付いてきて、法衣の袖を引き、陸の方を指差しました。日蓮は再び船に乗って白猿の指示した岬へと向かいましたが、遠浅の海で進むことができませんでした。
身近な貝殻図鑑:アワビ |