横須賀海兵団の様子です。
最初は神奈川県三浦郡横須賀町逸見に設置されました。場所は現在では、シティ横須賀ポートバレーヌや、ウェルシティ横須賀、JR横須賀駅構内あたりになります。
1917年(大正6年)、横須賀市楠ヶ浦に移転しました。
1945年(昭和20年)、終戦により米軍管理下に置かれ、米軍基地に転用されています。
海兵団とは、大日本帝国海軍の、軍港の警備防衛、下士官、新兵の補欠員の艦船部隊への補充を行うための施設です。また、海兵団教育という教育訓練のために練習部を設け、海軍四等兵にあたる新兵、海軍特修兵にあたる下士官などに教育をするために、鎮守府に設置され陸上部隊です。
日本各地の軍港近くに多く設置され、横須賀鎮守府の横須賀海兵団・武山海兵団・浜名海兵団、呉鎮守府の呉海兵団・大竹海兵団・安浦海兵団、佐世保鎮守府の佐世保海兵団・ 相浦海兵団・針尾海兵団、舞鶴鎮守府の舞鶴海兵団・平海兵団、大湊警備府の大湊海兵団、大阪警備府の大阪海兵団・田辺海兵団、鎮海警備府の鎮海海兵団、高雄警備府の高雄海兵団があります。
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