アメリカ海軍が管理する施設で、土地面積は4592u、そのうち国有地が4368u、民有地が224uになります。
通信試験施設(ULM-4)として使用されています。
長い住宅地区の全面返還がされましたが、アメリカ海軍横須賀基地艦船修理廠の管理下に置かれている通信施設は代替地がなかったことから、返還計画から除かれました。
横須賀基地の艦船修理廠で修理した艦船が相模湾で試運転する際、計器やレーダーなどが正常に機能するかどうかをチェックする施設です。射撃の照準を合わせる「射撃統制システム」を調整も行っています。
基本的には無人ですが、艦船の試運転の時だけアメリカ兵が訪れます。
昭和52年12月15日、日米合同委員会で、FAC3103長井住宅地区の全面返還が基本的に合意されました。
昭和56年7月30日、日米合同委員会で全面返還が正式に合意されました。その後、横須賀海軍施設内に代替施設として101戸の建設が着工され、昭和58年4月に完成しました。
昭和59年9月6日、長井住宅地区の返還、通信試験施設の本施設への統合が日米合同委員会で合意されました。
昭和60年5月31日、長井住宅地区の一部(土地約289800u、建物13000u)が返還されました。
昭和60年7月12日、長井住宅地区通信試験施設(土地約4000u)が本施設に統合されました。
昭和62年12月27日、民有地507uを買収しました。
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