小原台の歴史
昭和52年、小原台小学校が開校しました。
昭和55年、横須賀市の町名になりました。もとは横須賀市鴨居3丁目の一部でした。
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』にも登場する地名です。
浦賀に黒船が来航したと聞いた竜馬は、江戸から浦賀街道を走って浦賀水道を見下ろす小原台によじ登り、4隻の黒船を眺めました。小説の中の話しですが、現在の防衛大学校あたりなのではと思われます。
地名の由来
鴨居の小字名から。
名前の由来は小原台と呼ばれる台地です。走水1丁目〜2丁目付近に広がり、第三紀の凝灰岩層からなる標高80m〜90mの台地になります。台地南部は観音崎ニュータウンとして宅地開発されました。
地形学・地質学でいう小原台面の模式地で、今から約8万年前の高海水準期を示す海成段丘です。同時期に形成されたと考えられる海成段丘で、海水の浸食や堆積によって形成され、南関東地域を中心に広がっています。
古くから小原大根の産地として知られました。
明治27年、堡塁砲台が築かれ、東京湾口の防衛基地となっていました。
昭和30年、防衛大学校が開校しました。
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