若松町の商店街で行われていた獅子舞。
獅子舞いは日本の伝統芸能のひとつで、祭囃子に合わせて獅子が舞い踊ります。大陸からもたらされたと言われていますが、その起源は中国やインドなどが有力であるものの、詳しいことはわかっていません。
2人以上の演者で1匹の獅子を演じる「二人立の獅子舞」と、1人で1匹の獅子を演じる「一人立の獅子舞」があります。横須賀では一人立の獅子舞が多いようです。
「二人立」は古代に成立した外来の舞楽(ぶがく)・伎楽(ぎがく)系統になります。「一人立」は中世末から近世初期にかけて成立した風流(ふりゅう)系統になります。
獅子の頭部は獅子頭(ししがしら)と呼び、一般的には木製ですが、和紙による張子のものもあります。最近では発泡スチロール製もあります。
舞い方にお諸流派があるようです。風流系(ふりゅうけい)、神楽系(かぐらけい)などが知られており、他にも多くの舞い方があって同じ物はふたつとないとも言われています。
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