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 バフンウニ

バフンウニ

[名前・種類] バフンウニ
[学名] Hemicentrotus pulcherrimus
[英名] Japanese green sea urchin
[名前の由来] 馬糞海胆。馬糞のような外見から。
[分布] 北海道南部〜九州
[科名] ホンウニ目オオバフンウニ科
[特徴・生態]  潮間帯付近の岩石の下などに群生して生息するオオバフンウニの仲間。
 殻は径5cm、高さ2cmになります。暗緑色で、棘は短く5mm以下で密生しますが、色の変異は多く白や淡紅色のものがあります。管足は4縦列に並び、C字状体の骨片を持ちます。
 春〜夏は岩の下に隠れていますが、秋になると岩の表面に出てきて、春の産卵に向けて海藻を活発に食べます。
 4月頃に成熟し、雲丹の原料として最高級品とされていますが、小型種のため収穫量は少ないです。
 東北地方以北には、エゾバフンウニが分布しています。棘が太く、管足は5縦列になります。
[感想]  地元の三浦半島では、一番普通に見かけるウニの仲間ですねー。ムラサキウニよりもたくさん見かけます。強風が吹いた後などには、小さなバフンウニですが、波打ち際に打ち上げられていることもあります。いちよ生きているみたいなので、そのまま海に向かってポーンと投げてあげるんですが。海に返してあげても、砂浜の海岸では生きていけないだろうなー。
 ウニの仲間の採集は、やっぱり波に洗われてトゲがなくなり、殻だけの状態になったところかな。この状態が一番いいですね。チクチクしないし、保存もラクだし。ただ、ちょっとした衝撃でも、簡単に砕けちゃうんだよね。割れたりしないように保護してあげることが大切かなー。
[写真撮影] 2007年09月26日
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横須賀市自然人文博物館
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