低山〜山地の林や、人家付近の街路樹、公園などの樹木のあるところに幅広く生息する留鳥。
全長は約28cm、翼開長は約40cmになります。全身が灰色で、翼や胸は黒っぽく、頬が赤褐色です。尾は長く、脚は短くて弱いです。
大きな波形を描くような飛び方をします。
繁殖期にはコガネムシなどの昆虫類を好んで食べますが、秋〜冬にかけては果肉の柔らかい草木の実を好みます。また、花蜜も吸います。花粉の媒介や、種子を遠くへ運ぶ役割も果たしています。
北国や山地で繁殖する個体は、秋になると群れで南へ移動します。春秋に移動するものは群れを作る習性があり、甲高い声で鳴き交わします。
樹林中の樹木に営巣します。
日本〜台湾までに分布し、多数の亜種が区別されています。 |