キューピットの矢を受けて、紫色に変化したと言われているパンジーの花。ユダヤ教やキリスト教の復活祭の後、最初の日曜日には欠かすことのできないスミレの仲間です。
スミレは春の再生を表し、パンセ(考え)の語源から瞑想、思い、夢想といった花言葉を持っています。
代表的な春の花といえば、タンポポ。ライオンの歯の語源を持ち、太陽を連想させる花を咲かせます。恋占いでは白い綿毛を吹き飛ばし、すべての綿毛が飛び散れば熱烈な愛が約束され、多く残ってしまえば愛を得ることはできないと言われています。
昼の目(Day's eye)を語源とするデージーは、聖母マリアのエンブレムにもなっています。処女性、無垢を表し、ギリシャでは真珠を意味すると言われています。
春たけなわなこの季節、少し変形のバロック真珠のソフトなタッチは女性本来の優しさを与えてくれます。
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