誕生石
デマントイド・ガーネット(Demantoid garnet)。
宝石言葉
疾走。
誕生石物語
天高く馬肥ゆる秋、各国とも豊作に感謝し、農耕馬・農耕牛とのイベントも行われる時期です。日本では流鏑馬(やぶさめ)、馬追い、チャグチャグ馬コなどが行われます。
宝石の内部にも、馬の尻尾が入った興味深い石があります。もちろん、本当の馬のものではありません。ビソーライトという結晶が、馬のシッポのような状態で内包されたホーステール状インクルージョン(馬の尻尾状内包物)と呼ばれるものです。ダイヤモンドに近い鋭い輝きと美しさを持つことから、デマントイドと名付けられた緑色のガーネットです。他の宝石では見られない内包物が、この宝石の特徴です。
馬は太陽神の動物とされ、宇宙を表すとも言われています。
誕生石の特徴
他の宝石には見られないビソーライトの細い結晶が、馬のシッポのような形に内包されたデマントイド・ガーネトは、エメラルドに良く似た美しい宝石です。
光の分散現象(ファイアー)が、宝石に輝きを与えています。
日常のケアにはまったく心を悩まされることなく、安心して使用できる優秀な宝石です。
誕生石占いと誕生石の力
現実離れしたロマンティストです。
空想ばかりではなく、もっと実行力が欲しいものです。挑戦すれば、思っていた以上の成果が得られるはずです。
おだてられたり、御世辞に弱い一面を持っています。
美的センス、芸術的センスには抜群の物を持っています。
実行力を持つ宝石と言われるガーネットの中でも、鋭い輝きを持ったデマイントイド・ガーネットから、鋭い実行力を受け取ることができます。
もうひとつの誕生石
ラピスラズリ。
宝石言葉
永遠の誓い。
誕生石物語
ペルシャ語で青いという意味を持つ「ラズワード」が名前の由来となっているラピスラズリ。
日本名では瑠璃といいます。
紫を帯びた深いブルーは、はかなく美しいものの代名詞とされています。
探検家マルコ・ポーロの旅の本当の目的は、ラピスラズリの鉱石を探し出すためだったと言われています。東方見聞録の中では、ラピスラズリの鉱石を求めて、アフガニスタンのバダクシャンを訪れています。 |