マレー地方原産のタロイモ類の野菜。
80cm〜120cmの葉柄のある大きな葉を多数群生します。
根茎は球茎で、多くの節を有し、盛んに肥大して新球茎(小芋、孫芋)を作ります。
淡黄色の細長い仏炎苞を伸長させます。仏炎苞内で肉穂花序を作ります。栽培品種の多くは、花をつけることは少ないです。
葉は大型で、長い葉柄があり、長さ60cm以上の広卵形になります。表面は水をはじき、水滴状になります。
品種は多く、約200種類あります。小芋用品種(エグイモなど)、親子兼用品種(ヤツガシラ)、親芋用品種、葉茎用品種に大別されます。乾燥を嫌い、水分が豊富な土質を好む、育てやすい野菜です。種芋で増やすことができます。
日本には、縄文時代に渡来したと考えられています。塊茎は芋として、食用になります。葉柄は芋茎(ずいき)と呼ばれ、食用になります。
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