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サトイモの畑


サトイモ畑

[和名・種類]

サトイモ

[学名]

Colocasia esculenta Schott

[英名]

Taro

[名前の由来]

里芋。里で栽培される芋のこと。

[分布]

マレー地方

[科名]

サトイモ科サトイモ属

[花色]

黄色

[花期]

9月10月

[特徴・解説]

 マレー地方原産のタロイモ類の野菜。
 80cm〜120cmの葉柄のある大きな葉を多数群生します。
 根茎は球茎で、多くの節を有し、盛んに肥大して新球茎(小芋、孫芋)を作ります。
 淡黄色の細長い仏炎苞を伸長させます。仏炎苞内で肉穂花序を作ります。栽培品種の多くは、花をつけることは少ないです。
 葉は大型で、長い葉柄があり、長さ60cm以上の広卵形になります。表面は水をはじき、水滴状になります。
 品種は多く、約200種類あります。小芋用品種(エグイモなど)、親子兼用品種(ヤツガシラ)、親芋用品種、葉茎用品種に大別されます。乾燥を嫌い、水分が豊富な土質を好む、育てやすい野菜です。種芋で増やすことができます。
 日本には、縄文時代に渡来したと考えられています。塊茎は芋として、食用になります。葉柄は芋茎(ずいき)と呼ばれ、食用になります。

[観察・感想]

 たくさんのサトイモが植えられていたのでパチリと一枚。旧暦の8月15日は芋名月といって、ゆでたサトイモを満月にお供えする風習がありました。十五夜のお供え物は、どこの畑から盗んできてもいいという習わしもありますが、ここで取ったら怒られるだろうなぁ。だって「草を抜くな」って手書きの看板が立てられてるんですよ、信じられます?「野菜を取るな」とか、「犬のフンは持ち帰りましょう」とかならわかるけど、草にたいしてまで所有権を主張するなんて、なんか変わってますよね(^^ゞ
 サトイモ畑にはカエルが似合う、そんなイメージがあるのは僕だけでしょうか?

[写真撮影]

2005年09月11日

[関連ページ]
サトイモ栽培
サトイモの育て方
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