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イチゴノキ栽培-2007年08月22日-


ストロベリーツリー

[和名・種類]

イチゴノキ

[学名]

Arbutus uned

[英名]

Strawberry tree

[名前の由来]

苺の木。果実の形がイチゴに似ているため。
別名、ストロベリーツリー。

[分布]

アイルランド原産

[科名]

ツツジ科イチゴノキ属

[花色]

白色

[花期]

12月・1月・2月・3月

[特徴・解説]

 南ヨーロッパ、アイルランド原産の常緑高木です。
 高さは7m〜10mになります。時には高さ15m、幹径80cmになることもあります。
 花色は両性花で、白色、またはピンクを帯びる白色です。枝先に径約4mm〜6mmの釣鐘状の花を10個〜30個まとまって垂れ下がります。
 葉は、長さ5cm〜10cm、幅2cm〜3cmの長卵形です。光沢のある濃緑色で、縁には鋸歯があります。
 果実は径1cm〜2cmの球形の液果です。翌年の秋、開花期に赤く熟します。
 丈の低いヒメイチゴノキ(コンパクタ)、小葉性のミクロフィラ、紅色の花のルブラなどがあります。また、果実は生食、ジャム、果実酒になります。挿し木、もしくは実生で増やすことができます。耐陰性、耐寒性があり、丈夫で育てやすいです。

[観察・感想]

 すっかり元気のなくなったベランダのイチゴノキ。葉っぱがほとんどありません(TωT)。ちょっと触れるだけで、ポロポロと葉が落ちてしまうんです。葉の表面には、黒っぽい木炭の粉のようなものがたくさん付着していて。これ、完全に「すす病」ですねー。長い間園芸をやっていると、たまにはこういったトラブルにもみまわれてしまいますね。
 「すす病」ってのは、病とつくけど、病気ってわけじゃないんですよ。アブラムシとかの排泄物が葉の上などにたまって、それを栄養とする何者かが繁殖するわけなんです。うちでの原因は、コナジラミですねー。コナジラミの排泄した汁によって、葉がベタベタしていたので・・・。そこから「すす病」が発生してしまったみたいです。
 でも、「すす病」になってしまった葉はほとんど落ちてしまったようです。ある意味、「完治した」と言ってもいいのかな?コナジラミはオルトランで駆除できたし、イチゴノキの元気が回復するまで待つしかないかなー。コナジラミもあなどれないなー。

[写真撮影]

2007年08月22日

ツツジ科
ツツジ科
オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミ
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2007年08月07日 そらいろネット 2007年09月25日
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