南米原産の多年草。18世紀中頃に、オランダから日本に伝わりました。
匍匐枝を伸ばして増えます。
葉は3出複葉で、卵形で粗い鋸歯があります。
花は白色をした5弁花です。
食用にするのは花托が肥厚した偽果です。表面に散在する粒状のものが種子になります。生食のほかにも、菓子、ジャムなどになり、大変美味です。
普通栽培のほか、促成栽培、抑制栽培、石垣促成栽培(冬、石の保温性を利用した栽培方法)などがあります。家庭での栽培では、十分に施肥し、9月〜11月に植栽します。とよのか、女峰、とちおとめなどの品種があります。
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