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ヤブコウジ栽培-2007年07月23日-


ヤブコウジ

[和名・種類]

ヤブコウジ

[学名]

Ardisia japonica

[英名]

Japanese ardisia

[名前の由来]

藪柑子。ヤブの中に生育し、果実や葉がコウジに似ているため。
別名、ヤマタチバナ。赤い実を山のミカンに見立てたもの。
別名、ジュウリョウ(十両)。マンリョウ、センリョウに対して付けられたもの。

[分布]

本州以南、朝鮮半島・中国・台湾

[科名]

ヤブコウジ科ヤブコウジ属

[花色]

白色

[花期]

7月・8月

[特徴・解説]

 照葉樹林の林床や、温帯林(落葉広葉樹林)の林床に生える常緑小低木。
 地下茎を伸ばして繁殖し、茎は直立してほとんど分枝せず、高さは10cm〜20cmになります。微小な粒状の毛が密生します。
 前年枝の葉脇に、経5mm〜8mmの白色花を下向きに数個つけます。花冠は5裂し、裂片は広卵形で、腺点があります。雄しべは5個あり、葯は狭卵形で暗紫色の斑点が並びます。葯の間から、花柱が長く突き出ます。
 葉は互生し、茎の上部に3個〜4個が輪生状につきます。葉身は長さ4cm〜13cm、幅2cm〜4cmの長楕円形です。先端は尖り、基部はくさび形で、表面には光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
 果実は直径5mm〜6mmの球形の核果です。秋に赤く熟します。
 庭木や鉢植えとして古くから栽培され、多くの斑入り品種や、変わり葉の品種があります。正月の飾り物としても使われます。茎や葉にはベルゲリンを含み、利尿作用があり、咳止めにも使用されます。果実はかすかに甘味があります。

[観察・感想]

 シャクトリムシに食べられてしまい、壊滅状態になってしまいました。今年は本当に害虫被害の多い年だなー。葉はすべて食べつくされてしまい、枝だけが爪楊枝のようにチョンチョンと立っているような状態になっちゃって(^^;)
 ヤブコウジの植木は大切にしていたので、かなりショックだったよー。そのショックから立ち直ることができず、枯れた枝にせっせと水遣りをしていました。そしたら嬉しいことに、枝の脇から新しい芽が出てきたんですよー。まだ完全に枯れてしまったわけじゃなかったんですねー、良かったぁ〜。
 冬の時期の赤い果実は楽しめそうにありませんが、全滅してなくて良かったです。食べる物がなくなったシャクトリムシ君は、どこかへ旅立っていったみたいです。シャクトリムシに気が付くのが遅すぎたなぁ(TωT)

[写真撮影]

2007年07月23日

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2007年04月28日 そらいろネット 2008年04月09日
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