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スダジイ栽培-2007年04月05日-


ツブラジイ

[和名・種類]

ツブラジイ

[学名]

Castanopsis cuspidata

[英名]

Japanese chinquapin

[名前の由来]

円ら椎。スダジイに比べて堅果が丸いことから。
別名、コジイ。スダジイに比べて堅果が小さいことから。

[分布]

関東地方以西

[科名]

ブナ科シイ属

[花色]

黄色

[花期]

5月・6月

[特徴・解説]

 山地に生える常緑高木です。
 高さ20m、直径1mほどになります。樹皮は灰黒色で滑らかで、割れ目はできません。本年枝は褐色を帯びた灰緑色で、毛が散生します。翌年には灰黒色となり、円形の小さな皮目が目立ちます。
 葉は互生し、長さ5cm〜10cm、幅2cm〜3cmの卵状長楕円形です。上半部に鈍い鋸歯のあるものと、ないものがあります。スダジイよりやや小さくて薄いです。
 雄花序は長さ8cm〜10cmで、新枝の下部から上向きに伸びますが、先端は垂れ下がります。雄花は半円形の苞のわきに1個、まれに2個つきます。花被は直径3mmほどの半球形です。オシベは10個〜12個です。雌花序は長さ約8cmで、新枝の上部の葉腋から直立し、雌花が多数つきます。雌花の基部は直径1cmほどの椀状の総苞に包まれています。虫媒花なので、強い香りを発散させます。
 果実は長さ6mm〜13mmの球形の堅果です。若いうちは殻斗に包まれ、翌年の秋に成熟して殻斗が3裂し、中から堅果があらわれます。

[観察・感想]

 友達が旅行の時に拾ってきてくれたドングリです。小さくて丸い形が特徴なので、うっすらとドングリに残っている毛があるので、ツブラジイだと思います。ほぼ球形ですね。
 これがツブラジイだとすると、月山富田城で拾ってきてもらったドングリは、ツブラジイじゃなくてスダジイになるよね。いつも見かけるスダジイに比べて小さかったのでツブラジイとしたんだけど、ドングリの先端がとがっているのはスダジイの特徴なので・・・
 ドングリの見分け方も難しいもんだなー。

[写真撮影]

2007年04月05日

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