キンカン栽培-2008年10月13日-

[和名・種類]

キンカン

[学名]

Citrus japonica

[英名]

Kumquat

[名前の由来]

金柑。
別名、マルキンカン（丸金柑）。

[分布]

中国原産（揚子江沿岸地域）

[科名]

ミカン科ミカン属

[花色]

白色

[花期]

６月・７月

[特徴・解説]

　中国原産の常緑低木。揚子江沿岸に自生地があり、日本には江戸時代に渡来し、関東地方以西で栽培されるようになりました。
　高さ1m〜2mになります。樹皮は緑色で、長さ約1.5cmの刺があります。
　葉は互生し、長さ4cm〜10cm、幅1.5cm〜3cmの卵状長楕円形〜長楕円状披針形です。先端は鈍く、基部はくさび形です。質は厚く、表面には光沢があり、葉裏には明るい油点が密にあります。ごく狭い翼があります。
　花は、葉腋に芳香のある白色花を1個〜3個つけます。直径約2cm、花弁とガク片は5個、オシベは多数。花糸は数個ずつ合着して筒状になります。
　果実は直径2cm〜3cmの球形のミカン状果。11月〜12月に黄色に熟し、表面に油点があります。
　果実は甘酸っぱく、果皮にも甘みがあり、そのまま生食できます。ジャム、砂糖煮、ハチミツ漬けなどにできます。

[観察・感想]

　キンカンの果実の写真です。まだまだ、膨らみ始めたばかりですが、これから少しずつ大きくなっていってくれるのかもしれない。ポロっと落っこちてしまう果実も多いので、収穫できるかどうかはわからないけど。
　毎年のことになるので、写真を撮る機会も減ってしまいましたが。今年も花が咲き、結実してくれました。花の数は、苗を購入した時が、一番多かったと思います。肥料は欠かさず与えているので、足りないのは日照不足なんじゃないかなと思います。日当たりの悪い場所で育てているため、あまり元気ではありません。
　うちの場合、日当たりの良い場所がないので、植物を育てるには向いていない住宅です。日当たりの良い庭と、日陰の庭があれば、植物を育てるのも楽しくなるんだろうけどなー。庭そのものが・・・(^^ゞ
　最近では空き家が多くなってきていると言われていますが、空き家があったとしても、家を買うほどの資金はないので。今の状態で我慢して、何とかやっていくしかないですねー。庭のある家が羨ましいです。

[写真撮影]

2008年10月13日