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ゼラニウム栽培-2008年04月23日-


ゼラニウム
[和名・種類]

ゼラニウム

[学名]

Pelargonium zonale hybrids

[英名]

Geranium

[名前の由来]

旧属名から。
別名、ゲラニウム、ゼラニューム。
別名、モンテンジクアオイ(紋天竺葵)。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

フウロソウ科テンジクアオイ属

[花色]

赤色・桃色・白色・オレンジ色・紫桃色

[花期]

3月・4月・5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月

[特徴・解説]

 南アフリカ原産の多年草から作出された園芸品種。
 植物学的分類ではペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)の仲間ですが、ゾナーレと呼ばれる原種の系統だけを園芸では旧名のゼラニウムと呼ばれています。植物学上でゼラニウム属(フウロソウ属)に分類される植物は、園芸ではゼラニウムとは呼びません。
 茎はやや多肉質で、高さは30cm〜70cmになります。
 多花性で長い花茎に大きな花房を作り、散形状に多数咲きます。5弁花で、雄しべが10本あります。多くの品種があり、赤、桃、淡赤、白色、絞りなどがあり、四季咲き性で一重咲きや八重咲きもあります。
 葉は互生し、質はやや厚く、多くは葉表面に褐色の馬蹄状の斑紋があります。
 独特の臭気があります。ハーブ、厄除け、虫除けなどにも利用されます。世界でもっとも多く栽培されている植物のひとつです。

[観察・感想]

 ピンク色の花のゼラニウムの写真です。品種はわかりません。ゼラニウムという名前で売られていたポット苗なので。
 園芸の世界で呼ばれるゼラニウムと、植物学上の分類で呼ばれるゼラニウムとは一致しないのがややこしいんですよ。ゼラニウムっていうのは属名なんですが、日本語ではフウロソウ属になります。しかし園芸の世界でゼラニウムと呼ばれる植物は、ペラルゴニウム属に分類されます。ペラルゴニウム属は日本語ではテンジクアオイ属と呼ばれます。植物の分類でゼラニウム属に分類されている植物は、ゼラニウムとは呼ばないんですよ。でもペラルゴニウム属に分類される一部の植物は、園芸の世界ではペラルゴニウムと呼ばれます。
 いやぁー、ゼラニウムの分類って、なんて厄介なんでしょう!!
 ゼラニウムはほとんど一年中、花を咲かせてくれます。元気に花を咲かせてくれる時期もあれば、元気がなくなり花付きが悪くなる時期もありますが、なんとか健在です。

[写真撮影]

2008年04月23日

フウロソウ科の植物
フウロソウ科
ゼラニウムの花
ゼラニウム
ゼラニウムの花
ゼラニウム
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