ガーデンシクラメン栽培-2008年11月18日-

[和名・種類]

シクラメン

[学名]

Cyclamen persicum

[英名]

Cyclamen, Sow bread

[名前の由来]

しくらめん。学名から。
別名、カガリビバナ（篝火草）。かがり火のような形をした花のこと。
別名、ブタノマンジュウ（豚の饅頭）。英名を和名に翻訳したもの。

[分布]

地中海地方原産

[科名]

サクラソウ科シクラメン属

[花色]

赤色・ピンク色・白色・紫色など

[花期]

１月・２月・３月・４月・１１月・１２月

[特徴・解説]

　地中海地方沿岸原産の多年草。
　高さは、15cm〜15cmになります。茎が肥大し、球根状になります。
　球根の上部から群生する葉は、柄が長く、心形で、表面には銀灰色の斑紋があり、裏面は紫色です。双子葉植物ですが、発芽時の葉は1枚だけです。
　次々に花柄を伸ばします。花筒部は下向きですが、5裂した花冠の裂片は上に反り返ります。子葉から7枚目〜8枚目の葉が出る頃、花芽が形成されます。葉芽と花芽は対になって発生します。
　明治時代、観賞用として日本に渡来しました。当初、日本の気候には合わずあまり普及しませんでしたが、戦後に普及し多くの品種が作られました。

[観察・感想]

　ガーデンシクラメンの花の写真です。
　ガーデンシクラメンは、最近になって作られた品種で、瞬く間に人気の定番品種になりました。1996年に作られた品種なので、まだまだ歴史の浅い品種ですが、冬の鉢花としては大人気です。これまでのシクラメンに比べると、寒さに強いことから、屋外でも栽培でき、人気に火をつけました。
　今まで何度か、シクラメン栽培に挑戦してきたことはあるのですが。買ってしばらくたつと、元気がなくなってきてしまい、枯らしてしまうというパターンを繰り返してきました。寒さに強いガーデンシクラメンとは言え、雪に当たれば枯れてしまうし、霜に当たっても枯れてしまうし。室内で管理していると、温かすぎて枯らしてしまって。夏になれば、暑さのせいで枯らしてしまいます。枯れてしまうと、サツマイモみたいな球根だけになっちゃって、その球根も腐ってしまったり。
　失敗続きのシクラメン栽培です。だって、何かと気難しい植物なんだもん。多年草ではありますが、シクラメンもガーデンシクラメンも、一年草として考えておいた方が良いみたいです。冬の間だけ楽しめれば、それで十分って感じがいいのかも。

[写真撮影]

2008年11月18日