|
抗原の摂取から |
|
アレルギー反応は、抗原、またはアレルゲンと呼ばれるアレルギーのともになる物を摂取することで起こります。
抗原(アレルゲン)が体の中に入ると抗体ができ、そこへ再び抗原(アレルゲン)となるものを摂取すると、抗原(アレルゲン)と抗体が結びつき、アレルギー反応が起こります。
抗原(アレルゲン)となりやすい食物成分は、蛋白質です。蛋白質ですべての人にアレルギーを起こすわけではなく、アレルギーを起こしやすい人と、アレルギーを起こしにくい人がいます。
アレルギーになりやすい体質は、遺伝すると考えられています。 |
|
抗原になりやすい蛋白質の性質 |
|
蛋白質はアミノ酸がたくさん繋がった物です。
食品の蛋白質は数個ずつのアミノ酸に分解され、吸収されます。普通はアミノ酸が2個〜3個の状態まで分解され、吸収されます。それは、抗原になりにくいからです。
しかし消化力の未発達な乳幼児や赤ちゃんなどでは、十分に蛋白質を分解することができません。アミノ酸が10個くらい繋がった形で吸収され、アレルギーを起こしやすくなります。 |
|
アレルギーのメカニズム |
|
┌─ |
|
─┐ |
|
|
│
│ |
↓ |
|
│ |
|
|
│ |
↓ |
|
│ |
|
|
│
│ |
└→ |
|
←┘ |
|
↓ |
|
┌─ |
|
─┐ |
|
|