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3ヶ月は治療を受けましょう
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足白癬の治療の基本は、白癬菌に対して抗菌力のある抗真菌薬の外用療法です。角質増殖型、爪白癬、ケルスス禿瘡などの病型、病変が広範囲にわたる場合、難治性、再発性の症例では、内服薬も使用されます。
外用期間は、最低でも1ヶ月は必要となります。また、症状が消えたとしても、2ヶ月は追加治療をした方が良いとされています。
足白癬は患者さんによって病気に対する認識が異なり、治療に対する態度も異なってきます。可能な限り、治癒を目指し、治療を受けるべきです。
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外用療法
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外用療法の長所は、症状の消失、環境への菌の散布の抑制が早いこと。全身的な副作用がないことです。短所としては、毎日の塗布が必要なため、面倒であったり、不快感、身体的ハンディキャップなどのため適切に塗布できないこと、塗り残しがあるなどです。
外用薬には多数の種類がありますが、イミダゾール系、アリルアミン系、ベンジルアミン系、チオカルバミン系、モルフォリン系などがあります。最近は白癬菌に対する抗菌力が強く、皮膚での貯留性、浸透性も良くなり、有効性が高まっています。通常は1日1回、入浴後か就寝前に塗るのが一般的です。
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内服療法
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内服療法の長所は、広範囲に薬剤が行き渡り病変全体に確実に効果があること、最終的な治療効果が高いこと、塗布するとりも簡単なことにあります。短所としては、症状が消えるまでに外用薬より時間がかかること、全身的な副作用があらわれることがあることです。
内服薬は、グリセオフルビンに代わり、アリルアミン系のテルビナフィン(ラミシール)、トリアゾール系のイトラコナゾール(イトリゾール)が使われるようになりました。
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治らなくても治療は必要
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外用薬、内服薬の進歩で、ほとんどの患者さんで治癒が可能になりました。
どうしても治らない患者さんの場合は、症状を悪化させないこと、角質増殖型や爪白癬などの難治性の病型にしないこと、手や体部など他の部位へ拡大させないこと、他の人への感染源とならないことを目標として、治療を継続する必要があります。
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