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顎骨切除術 |
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ガンの進行状況に従った顎骨切除を行います。上顎では上顎部分切除、上顎全摘出。下顎では下顎骨辺縁切除、下顎骨区域切除、下顎骨半側切除、下顎骨亜全摘出を行います。 |
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転移のある時は顎部郭清術 |
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手術前に、放射線治療、科学療法を行うこともあります。
頸部リンパ節への転移が認められる症例では、顎部のリンパ組織を取り除く顎部郭清術を同時に行います。 |
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手術後の治療 |
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ガン切除手術による顎骨欠損に対しては、下顎では骨移植、またはチタンプレートによる下顎の再建を同時に行います。その後、インプラントなどによる咬合再建(こうごうさいけん)を行います。
上顎では、手術後に顎補綴(がくほてつ)を行います。
頬部、口底などの広範囲切除例では、移植用の皮膚を用いた皮弁による再建を行います。 |
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手術後の生存率 |
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5年生存率は、約70%で比較的良好です。
リンパ節への転移例では、予後は不良となります。 |