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色が地味なキノコは食べられる |
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タマゴタケモドキやコレラタケなど、ほとんどの毒キノコは地味な色をしています。派手な色をした毒キノコは、ベニテングタケとカエンタケくらいしかありません。 |
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縦に裂けるキノコは食べられる |
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根拠のない迷信です。ドクササコ、コレラタケなど、ほとんどの毒キノコは柄が縦に裂けます。食用キノコでも、チチタケ、ハツタケのように、柄が縦に裂けないものもあります。 |
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香りの良いキノコは食べられる |
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やはり根拠のない迷信です。香りの良し悪しと毒性の有無は、まったく関係ありません。毎年、毒キノコ中毒のトップに上がるクサウラベニタケのように、温和そのもののキノコもあります。 |
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ナスと一緒に調理すれば食べられる |
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ナスと一緒に調理しても、毒性が消えることはありません。 |
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虫がついていれば食べられる |
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昆虫類が大丈夫なら人間が食べても大丈夫という安易な発想によるものです。昆虫類には毒性がきかなくても、人間に作用するものは多いです。 |
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茹でたり塩漬けにすれば食べられる |
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塩蔵で毒抜きできるキノコもごくわずかにありますが、多くの毒キノコは、茹でても、塩漬けにしても、毒成分がなくなることはありません。 |
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煮汁に銀のスプーンを入れて変色しなれば食べられる |
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ヨーロッパで言い伝えられている見分けの方法ですが、やはり根拠のない迷信です。 |