高齢者の場合、長期間ベッドで安静にしていると、呼吸器や尿路系の感染を起こしたり、認知症が発生することがあります。
ほかにも、急速に脚の筋力が低下し、起立・歩行ができるようになるまで、さらに長期間を要するようになることもあります。
痛みが軽くなったら、コルセットを巻いたまま、画像検査や痛みの状態に応じて、起きて、歩く練習を開始します。
しかし場合によっては、骨が癒合(ゆごう)しないこともあり、骨が後々、脊髄や馬尾神経(ばびしんけい)を圧迫し、麻痺を起こしたり、排尿・排便の障害を起こすこともあるので、注意して経過をみていきます。
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