低山地の照葉樹林や、藪などで見られるセミに近い仲間の昆虫。
体長は翅端まで、9mm〜11mmになります。体色は鮮やかな青緑色ですが、死後は黄色っぽく変色します。後ばねは乳白色で半透明です。
食べ物は、柑橘類、クワ、チャなどの広葉樹の汁を吸います。農作物の害虫とされています。
成虫も、幼虫も、小集団を作って暮らしていることが多く、敵や人が近付くと、枝の裏側に逃げていきます。
幼虫は成虫に似た姿をしていますが、腹の先にロウ質状のふさをつけています。
各種の植物の枝の中に卵を産み、卵のままで越冬し、春に孵化します。
卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。 |