水田、湿った草地などに生息するイナゴの仲間。
体長はオスが28mm〜34mm、メスが40mmになります。成虫になっても前翅が短く、腹部が見えます。体色がイネ科の植物に似た保護色になります。
幼虫は、成虫に似た姿をしています。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)をおこないます。
越冬形態は、卵です。
食べ物は、イネ科の植物の葉を食べます。イネの害虫として有名です。水田に生息していましたが、農薬散布が定期的に行われるようになり、休耕田や河原の草原に生息域を追いやられています。イネの被害は減った一方、コバネイナゴの数も減少しましたが、最近はまた増えてきています。
鳴き声は、成虫になっても鳴きません。
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