暖かい地方の平地で見られるカミキリムシの仲間。冬の平均気温が4℃の地域までに分布が限られています。
大きさは8mm〜17mmになります。鮮やかなグリーンと、黒の模様が目立つカミキリムシ。ラミーは繊維の原料となる植物で、江戸時代に長崎へ輸入されたラミーと一緒に、日本に入ってきたと考えられています。第二次世界大戦中にラミー栽培が盛んになり、分布域を広げました。
幼虫はイモムシ形をしています。卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。幼虫で越冬します。
ラミーなど、生木の葉の葉脈や茎を食べます。ほかにも、アオイ科のムクゲ、イラクサ科のカラムシやヤブマオなどを食べます。 |