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コアオハナムグリ
Oxycetonia jucunda
Citrus flower chafer
小青花潜。ハナムグリの名前は、花の中に潜るようにして花蜜や花粉を食べることから。
日本各地
甲虫目コガネムシ科
緑色
5月・6月・7月・8月・9月・10月
野原などで普通に見かけるハナムグリの一種。 体長は11mm〜16mmになります。緑色〜銅色の体に、白点を散りばめた小さな体には、うぶげ状の細かい毛がたくさん生えています。 花に集まり花粉を食べます。 幼虫で越冬して、4月〜5月頃、さなぎになります。幼虫は朽ち木や腐葉土などを食べて育ちます。その後、2週間〜3週間ほどで成虫になります。
植物観察をしていると、いつも見かけるのがこのコアオハナムグリ君です。一心不乱にオオキンケイギクの花粉を食べているようです。そんなに美味しいのかな? 花に集まるためか、害虫扱いされることが多く、ちょっとかわいそうな存在でもあります。 小さいわりには意外と力持ちで、捕まえると足の力はかなりあるんだなーってわかります。
2006年06月01日